鹿俣山  平成26年3月9日

コースタイム
第2駐車場6;30〜スキー場リフト駅8;15〜雪庇10;00〜11;05鹿俣山11;25〜13;20駐車場

先々週の2月24日に鹿俣山に行った時にご一緒になった方が鹿俣山の先、獅子ヶ鼻山に登ってゆくのを見送りました。
帰ってからその方のブログを見て、その展望に感激して 挑戦することにしました。

先ず駐車場に付くと係員に駐車料金を取られた前回は平日で無料だったので何か損をした気分だった。
第2駐車場から歩き出すと、全くトレースがない、昨日が雪降りだったようでこれは大誤算でした。
スノーシューをつけても膝下まで沈み、さらに軟雪で重いのに気が重くなりました。

スキー場の近くにトレースがあるだろうと遠回りをすると予想通りトレースがでてきてホットしたがこれも見当はずれで、
子供たちのカマクラ作りの雪遊びの道でした。トレース探しは諦めてラッセルに専念をしました。

スキー場のリフト駅に近づくと谷川連峰が、その先、開けたところで赤城山、関東平野を眺める。さらに目的地の獅子ヶ鼻が見えるところでコーヒーブレイク
すると、自分が歩いたトレースは林間に伸びるのが見えた。
一人ラッセルを噛み締めながら見つめた。

シャクナゲ平からは滑り降りる。難関の雪庇が見えてくる。前回右から大きく回りこむように登ったが雪庇が大きく育っていて無理のようです。今回は左よりに斜上して雪庇が一番低そうなところを目指すが最後の2mくらいで撤退した。
スキー場に下ってその端を歩かせてもらい尾根に登った。

山頂まで4時間半と前回の倍の時間を費やしてしまった。軟雪の一人ラッセルに大苦戦の旅でした。
天気も良く時間的にも大丈夫そうですが体力気力に不安があって獅子ヶ鼻は諦めました。
前回も展望に感激しましたが今回のほうがさらに空気が澄んでいるのかすっきりとしてました。

下山はスキー場のコース脇を歩いた。楽チンでした。
状況によって全く違った試練を与えてくれるのが山です。予定通り行かないのも、楽しむ気持ちでいたい。
下山後の温泉は白沢道の駅、望郷の湯でした。


 
昨日の新雪で雪の花が
 
枝が重そうです

スキー場越しに
谷川岳ー朝日岳 
 
自分のつけたトレース
 
獅子ヶ鼻と剣ヶ峰
 
スキー場の端を歩く
 
登りきれなかった
雪庇を上から覗いてみる
 
鹿俣山で
目的の獅子ヶ鼻を見つめる

獅子ヶ鼻をバックに一枚
本日もここまででした